『成田柳屋本店の興り』
- 成田柳屋本店は明治三十年に創業し、
- 以降100年余、成田山表参道の老舗として、
- 変わらず羊羹を作り続けている羊羹専門店です。
『厳選した国産素材』
- 国内産、特に北海道の小豆は風味が格別です。
- この美しさは柳屋の羊羹にかかせません。
- 成田柳屋本店の羊羹はすべて北海道産小豆を使い、
- 伝統の製法と、厳選した素材の織り成す絶妙な味わい。
- 成田柳屋本店の自身のひとつです。
『伝統の製法』
- 「手本が大事。」柳屋の職人はこういいます。
- 切ったときに凛と立つ美しい姿、
- しっかりした歯ごたえと、上品な甘さと奥深い味わい。
- 成田柳屋本店の職人は手本を守り、
- 創業以来続く伝統の製法で、真心を込めて、
- 羊羹をお作りしています。
『新勝寺開山と門前町』
- 天慶三年(九四〇年)。
- 成田山新勝寺が成田の地に開山すると、たいへん名声が広まり
- 江戸時代には関東一円からの参拝客を集めるようになりました。
- 門前町の賑わいもひときわ華やかに、明治に入り、
- 成田土産というと栗羊羹という程全国各地に知れ渡りました。
『成田山と羊羹』
- 表参道で土産物として全国的に有名になった羊羹は、
- 明治十五年成田山新勝寺の精進料理の一つとして出された
- 「栗かん」からヒントを得て作られたのが始まりだといわれています。
- 当初は地元でとれた新しい芝栗を使って蒸し羊羹が秋から節分頃
- まで季節にあわせて作られており、季節物のお土産でした。